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GLARTでは、凍結乾燥(以下、フリーズドライ)の受託加工を2007年から開始しました。独自素材であるオリゴ乳酸[LAC]で10年以上のフリーズドライ加工のノウハウを持ち、その技術を生かして受託加工を行っています。
GLARTの真空凍結乾燥機は、仕込量が20kgの装置(2台)と、40kgの装置(1台)の計3台を揃え、最近増えている「小ロットで製造したい」というご要望にも対応でき、好評を得ています。また、大量のフリーズドライ加工にもご相談に応じています。
素材が持つ色や味、香りなどの特徴が保たれた状態で、乾燥させることができます。
高熱をかけずに水分を取り除く技術のため、ビタミンの破壊やタンパク質の変性などが少なく栄養素を損なわずに製品化できます。
真空中で乾燥するため、乾燥時の素材の酸化を抑えることができます。
素材は、凍ったままの形で乾燥するため、素材の形が乾燥後も保持されます。また、多孔質な乾燥物となるため、溶解性も良好です。
通常、フリーズドライを行うことで水分量は数%程度まで乾燥します。重量は1/10~1/20程度になるため、輸送などに適しています。また、水分が取り除かれているため保存性に優れています。
まずは試作的な小ロットからの製造にも対応。試行錯誤を繰り返し、納得のいく本製品までのサポートをいたします。
弊社のフリーズドライ加工では、基本的に凍結乾燥機1台(液体20kg仕込)あたり、¥60000にて加工を承っております(前処理、粉砕、小分け費用別途)。
※乾燥時間が標準時間(72時間)を超える場合は、一日毎に追加料金を加算させていただきます。
※仕込量20kg以下でも加工はお受けいたしますが、その場合も乾燥機1台分の価格となります。
※固形物を乾燥する場合、仕込量が液体とは異なってきます。ご相談ください。
※試作も随時お受けいたします。ご相談ください。
塩分の多い原料 | 凍結しづらく、乾燥が難しくなります。 |
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糖分の多い原料 | 凍結しづらく、乾燥が難しくなります。乾燥時、発泡することも多く、乾燥後も吸湿性が高くベタついてしまいます。 |
油分の多い原料 | 油分は乾燥しないため、油分の多く含む原料はフリーズドライには不向きとなります。 |
アルコールを含む原料 | アルコールを含む原料も凍結が難しく、フリーズドライには不向きです。また、真空ポンプ内にアルコールが入り込んでしまうため、お受けすることができません。 |
生菌が多い原料 | 細菌汚染の激しいもの、通常の洗浄で、殺菌が難しい原料はお受けすることができません。 |
洗浄等の設備がないため、弊社にて原料を洗浄・殺菌することができません。生菌数等の管理はフリーズドライ加工の前に行っていただく必要があります。
また、農産物のフリーズドライのご相談をよく頂きますが、加工費が割高になるケースが多いようです。
調理設備を有していない為、調理が必要な案件はお受けすることができません。
また、キューブ状の乾燥物に関しましても設備を有していない為、お受けすることができません。
弊社では、化粧品の製造許可は取得しておりませんので、化粧品としての加工はお受けすることができません。
弊社では、フリーズドライの受託加工を行っており、野菜・果物等のフリーズドライ品の販売は、行っておりません。
弊社では、一般的なフリーズドライ加工より、時間はかかってしまいますが、より低温での乾燥に向いた凍結乾燥機を採用しております。素材の成分変化・変性等を極力抑えたい、熱に弱い貴重な成分を保持したまま乾燥したいなど、研究機関向けのデリケートな乾燥にも対応が可能です。
一般的なフリーズドライに比べて、より低温で乾燥するため、味、香り等、こだわりの素材の乾燥にも向いております。
仕込量20kgからの小ロットにて加工を行っております。原料が高価で余剰な在庫を持ちたくない等お客様のご都合にあわせ、製造することができます。
装置を複数回使用し、ある程度まとまった量のフリーズドライ加工も可能です。原料は加工の都度、お預かりします。一度に大量に用意しづらい原料の加工も可能です。
植物由来のペースト状原料、各種発酵液、植物・キノコ類等の抽出液、動物・海産物由来ペースト等、様々なフリーズドライの経験があります。まずはお気軽にご相談ください。
試作も随時、お受けしております。フリーズドライが可能かどうか、乾燥物の物性等の確認のための試作もお気軽にお申し付けください。